消防設備士機械

    【消防設備士】機械に関する基礎知識【筆記試験/機械基礎】

    滑車の計算問題(力の三要素のつり合い)

    ・計算問題は基本的に書け算か割り算です。

    800Nの重力を受けている物体とつり合うための力Fとして、正しいのはどれか。

    ・計算式=Ñ÷2滑車の数二乗
    ・800÷2²=800÷4=200Ñ

    力のモーメントの計算問題

    N・mの計算

    60㎝のパイプレンチを利用して40㎝のところから50Nの力を加えるときのモーメントの値として正しいのはどれか

    ①20N・m
    ②30N・m
    ③200N・m
    ④300N・m

    手順1:㎝をMに直す。40㎝=0.4m
    計算式=50Ñ×0.4m=200Ñ  答え3番

    RAとRBの計算

    RB=右モーメント÷棒の長さ=答え
    RA=左モーメント÷棒の長さ=答え

    右モーメント=100NX2m+200ÑX4m=1000N・M
    1000N・m÷8M=125N
    RB=125N

    左モーメント=100NX6m+200ÑX4m=1400N・M
    1400N・M÷8M=175N
    RA=175N

    仕事率の計算

    仕事率=質量X重力加速度X高さ÷かかった時間

    応力の計算

    応力=荷重÷断面積

    せん断応力=せん断荷重÷断面積

    せん断ひずみ=変化量÷間隔

    鉄鋼

    鋼鉄材料(鋼か鉄の漢字)=炭素鋼、ステンレス鋼、鋳鉄など

    炭素鋼=炭素量が多くなると「引っ張り強さや硬さが増加」し、伸びや絞りが「減少し小さく」なる

    非鉄金属

    青銅と黄銅はよくでます

    ★青銅=銅とすずの合金
    ★黄銅=銅と亜鉛の合金
    ・ステンレス鋼=鉄とクロムの合金

    熱処理

    熱処理の種類目的内容
    ★焼入れ硬度を増すが少しもろくなる加熱後、油や水で急冷却
    ★焼戻し焼き入れのもろさを緩和する再加熱後、徐々に冷却
    焼なまし鋼が柔らかく、加工しやすい加熱後、炉内で徐々に冷却
    焼ならしひずみを取り除く加熱後、空気中で徐々に冷却