消防法令乙6類

    【消防設備士乙6類】消化器の消化方法と種類【筆記/構造機能】

    消火活動の基礎知識

    燃焼に必要な3要素

    ★可燃物(燃えるもの)
    ★熱源(点火エネルギー・発火)
    ★酸素(空気など)

    消火器の作用

    ・冷却=水などで、温度を下げる
    ・窒息=二酸化炭素量を増やす、空気の面積を減らす
    ・抑制=火が弱くなる物を撒く

    冷却作用窒息作用抑制作用
    水消化器
    強化液消化器
    化学泡消火器
    機械泡消火器
    二酸化炭素消火器
    ハロゲン化物消化器
    粉末消火器

    消火器の分類

    蓄圧式と加圧式消化器の種類

    ・消火器=蓄圧式と加圧式があります
    ・蓄圧式=小型の消化器全般で、本体の蓄圧されいる力で消化剤を放射
    ・加圧式(ガス加圧式)=大型の消化器で、本体とは別に加圧ガス容器があり、加ガスで圧力を上げて放射
    ・加圧式(反応式)=科学泡消火器のみで、2種類の溶液を化学反応して放射

    蓄圧式ガス加圧式(加圧式)反応式(加圧式)
    水消化器
    強化液消化器〇(大型)
    化学泡消火器
    機械泡消火器〇(大型)
    二酸化炭素消火器
    ハロゲン化物消化器
    粉末消火器

    蓄圧式と加圧式の特徴

    蓄圧式(小型消化器)加圧式(大型消火器)
    構造常時0.98MPa
    日常点検〇(大型)
    容器腐食時の安全性
    圧力源〇(大型)
    放射時の圧力均一圧力0.7~0.98MPa瞬間的に1.2MPa
    放射状態均一圧力加圧直後最高圧力
    適用性小さな力でレバーを握る強い力で加圧ガス容器の破封
    放射停止ある一部ない

    消化器ごとにの適応火災

    消化器の種類A火災B火災C火災
    水消化器(棒状)
    水消化器(霧状)
    強化液消火器(棒状)
    強化液消火器(霧状)
    化学と機械泡消火器
    二酸化炭素消火器
    ハロゲン化物消化器
    粉末消火器(りん)
    粉末消火器(炭酸水)

    消防設備士乙6類目次

    消防設備士甲乙共通法令目次

    【消防関係法令共通一覧】
    ├消防対象物と防火対象物の定義用語:消防対象物と防火対象物
    ├防火対象物の区分と適用:防火対象物の区分と適用
    ├防火管理者:防火管理者
    ├消防用設備等:消防用設備等
    ├遡及適用や現行の基準:遡及適用や現行の基準
    ├防火対象物の届け出:防火対象物の届け出
    ├定期点検及び報告:定期点検及び報告
    ├検定制度:検定制度
    ├消防設備士の免状:消防設備士の免状

    消防関設備士甲乙6類筆記試験

    【消防設備士法令乙6類】
    ├消火器の設置基準と基礎知識:消火器の設置基準と基礎知識
    【消防設備士構造機能乙6類】
    ├消化器の消化方法と種類:消化器の消化方法と種類