【消防法令共通】防火対象物の区分と適用

1 防火対象物の区分
2 防火対象物の適用
- 2.1 防火対象物の適用
- 2.2 同一敷地内における2以上の防火対象物
3 消防設備士甲乙4目次

防火対象物の区分

赤い色が特定防火対象物、緑色が非防火対象物です

（１）項	イ	劇場、映画館、演芸場又は観覧場
（１）項	ロ	公会堂又は集会場
（２）項	イ	キャバレー、ナイトクラブ、ピンクサロン、ランジェリーパブ
	ロ	遊技場又はダンスホール
	ハ	風俗店
	ニ	カラオケボックス、インターネットカフェ、個室店舗、
（３）項	イ	待合、料理店その他これらに類するもの
（３）項	ロ	飲食店
（４）項		百貨店、マーケット、その他の物品販売業を営む店舗または展示場
（５）項	イ	旅館、ホテル、宿泊所、その他これらに類するもの
（５）項	ロ	寄宿舎、下宿、共同住宅
（６）項	イ	病院、診療所、助産所
	ロ	老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム
	ハ	老人デイサービスセンター、軽費老人ホーム、老人福祉センター、老人介護支援センター、有料老人ホーム
	ニ	幼稚園又は特別支援学校
（７）項		小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、大学、専修学校、各種学校その他これらに類するもの
（８）項		図書舘、博物舘、美術館その他これらに類するもの
（９）項	イ	公衆浴場のうち、蒸気浴場、熱気浴場その他これらに類するもの
（９）項	ロ	イに掲げる公衆浴場以外の公衆浴場
（１０）項		車両の停車場、船舶または航空機の発着場
（１１）項		神社、寺院、教会その他これらに類するもの
（１２）項	イ	工場、作業場
（１２）項	ロ	映画スタジオ、テレビスタジオ
（１３）項	イ	自動車車庫、駐車場
（１３）項	ロ	飛行機または回転翼航空機の格納庫
（１４）項		倉庫
（１５）項		前各項に該当しない事業場(事務所、銀行、裁判所等)
（１６）項	イ	複合用途防火対象物のうちその一部に特定用途（特定防火対象物となる用途）があるもの
（１６）項	ロ	イ以外の複合用途防火対象物
（１６の２）項		地下街
（１６の３）項		準地下町（地下町とそれに面する建築物の地階を除く）
（１７）項		重要文化財、重要有形民族文化財、史跡、重要な文化財、重要美術品として認定された建造物
（１８）項		延長50メートル以上のアーケード

サトシ

ザックリまとめると、特防＝人が多い場所やすぐに避難できない人、非防＝学術的な物と管理者がいるとこ

防火対象物の適用

防火対象物が耐火構造の床又は壁で区画されている場合は、それぞれ別の防火対象物とみなす。

同一敷地内における2以上の防火対象物

同一敷地内に管理について権原を有する物が同一の物で、防火対象物2以上ある場合、一つの防火対象物とみなす。

消防設備士甲乙4目次

消防設備士甲乙共通法令目次

【消防関係法令共通一覧】
├消防対象物と防火対象物の定義用語：消防対象物と防火対象物
├防火対象物の区分と適用：防火対象物の区分と適用
├防火管理者：防火管理者
├消防用設備等：消防用設備等
├遡及適用や現行の基準：遡及適用や現行の基準
├防火対象物の届け出：防火対象物の届け出
├定期点検及び報告：定期点検及び報告
├検定制度：検定制度
├消防設備士の免状：消防設備士の免状

消防関設備士甲乙4類筆記試験

【消防設備士法令4類】
├自動火災報知設備の警戒区域と設置基準：自動火災報知設備の警戒区域と設置基準
├感知器の種類と設置場所：感知器の種類と設置基準
├ガス漏れ警報設備：ガス漏れ警報設備と火災通報装置
├発信機と受信機：発信機と受信機
├地区音響装置：地区音響装置
【消防設備士構造機能4類】
├感知器の種別：感知器の種別と構造
├感知器の設置基準と感知範囲：感知器の設置基準と感知範囲
├発信機の構造：発信機の構造
├受信機の構造と機能：受信機の構造と機能
├電源設備とガズ漏れ検知器：電源設備とガズ漏れ検知器
【消防設備士電気に関する基礎知識】
├電気の計算暗記まとめ：電気の計算と知識