目次
消防対象物と防火対象物の違い
- 【消防対象物】人が使う建物と物件を含む
- 【防火対象物】人が使う建物のみ
消防対象物とは
山林又は舟車、船きよ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物又は物件をいう。
防火対象物とは
防火対象物とは、山林又は舟車、船きよ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物若しくはこれらに属する物をいう。
防火対象物は特防と非防に分類される
防火対象物は、特定防火対象物(特防)と非防火対象物(非防)にわかれます。
特定防火対象物は
- 【特防】人の出入りが多い(飲食店など)
- 【特防】逃げ遅れそうな人(老人、幼稚園)
非防火対象物は
- 【非防】利用者がきまっている(協会、倉庫など)
- 【非防】学術的(小学校、美術館など)
消防の用語について
複合用途防火対象物とは
防火対象物で異なる用途2以上の場合、複合用途防火対象物といいいます。
関係者とは
保有者、占有者、管理者のことを指します。
無窓階とは
消化活動するための開口部がない階のことを指します
高層建築物とは
高さ31m以上の建物を高層建築物といいます。
消防の立入検査ができるエライ人
消防の立ち入り検査ができるエライ人はこの3つになります。
- 【消防本部】消防長
- 【消防署】消防署長
- 【役所】市町村長
消防長と消防署長がいない場合は、消防団を作ります
- 【消防団】消防団長
予想問題
①.防火対象物とは、山林又は舟車、船きよ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物又は物件をいう。
②.関係者とは、防火対象物又は消防対象物の所有者、管理者又は占有者をいう。
③.無窓階とは、建築物の地上階のうち、総務省令で定める避難上又は消化活動上有効な開口部を有しない階をいう
④.関係のある場所とは、防火対象物又は消防対象物のある場所をいう。
答え①消防対象物とは、山林又は舟車、船きよ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物又は物件をいう。
消防設備士甲乙4目次
消防設備士甲乙共通法令目次
【消防関係法令共通一覧】
├消防対象物と防火対象物の定義用語:消防対象物と防火対象物
├防火対象物の区分と適用:防火対象物の区分と適用
├防火管理者:防火管理者
├消防用設備等:消防用設備等
├遡及適用や現行の基準:遡及適用や現行の基準
├防火対象物の届け出:防火対象物の届け出
├定期点検及び報告:定期点検及び報告
├検定制度:検定制度
├消防設備士の免状:消防設備士の免状
消防関設備士甲乙4類筆記試験
【消防設備士法令4類】
├自動火災報知設備の警戒区域と設置基準:自動火災報知設備の警戒区域と設置基準
├感知器の種類と設置場所:感知器の種類と設置基準
├ガス漏れ警報設備:ガス漏れ警報設備と火災通報装置
├発信機と受信機:発信機と受信機
├地区音響装置:地区音響装置
【消防設備士構造機能4類】
├感知器の種別:感知器の種別と構造
├感知器の設置基準と感知範囲:感知器の設置基準と感知範囲
├発信機の構造:発信機の構造
├受信機の構造と機能:受信機の構造と機能
├電源設備とガズ漏れ検知器:電源設備とガズ漏れ検知器
【消防設備士電気に関する基礎知識】
├電気の計算暗記まとめ:電気の計算と知識
消防設備士甲乙4類実技試験
【消防設備士甲乙4類鑑別】
├感知器の名称と動作原理:感知器の名称と動作原理
├試験器の名称と対象の感知器:試験器の名称と対象の感知器
【消防設備士甲乙4類製図】
├設備図に使用する基礎知識:設備図に使用する基礎知識
├系統図に使用する基礎知識:系統図に使用する基礎知識