消防法令甲乙4類

    【消防設備士甲乙4類】試験器の名称と対象の感知器【実技試験/鑑別】

    試験器の名称と対象の感知器

    試験器の名称と動作原理用途などが問われます。

    加熱試験器

    参考元:モノタロウ

    ★動作試験=熱感知器のスポット型

    サトシ
    サトシ
    熱を加えて試験する、小型なのでスポット型用

    加煙試験器

    参考元:モノタロウ

    ★動作試験=煙感知器のスポット型

    ★上に透明な被せる物
    ★下にガスボンベ

    サトシ
    サトシ
    煙を加えて試験する。小型なのでスポット型用

    煙感知器用感度試験器


    参考元:モノタロウ

    ★動作試験=煙感知器スポット型
    ★煙の感度を調べる

    サトシ
    サトシ
    煙の感度を調べる。スポット型用

    炎感知器用作動試験器

    参考元:モノタロウ

    ★動作試験=炎感知器(赤外線式)
    ★赤外線放射して炎感知器の作動確認

    サトシ
    サトシ
    炎感知器の試験で使用します。小型なので赤外線のみ確認できる

    炎感知器用作動試験器

    参考元:楽天市場

    ★動作試験=炎感知器(赤外線式+紫外線式)
    ★赤外線か紫外線放射して炎感知器の作動確認

    サトシ
    サトシ
    炎感知器の試験で使用します。大型なので赤外線と紫外線両方確認できる

    減光フィルター

    参考元:楽天市場

    ★動作試験=光電式分離型感知器
    ★光軸を遮断して作動の確認

    サトシ
    サトシ
    減光フィルターを感知器まで伸ばして遮断する

    差動スポット試験器

    参考元:モノタロウ

    ★動作試験=差動式スポット型
    ★原理:感知器の空気室と試験機を銅管でつなぎ、送気する

    サトシ
    サトシ
    通常の加熱試験器で測定が難しい場所の差動式スポット型感知器の試験をするため使います。

    メータリレー試験機

    参考元:Yahoo!ショッピング

    ★動作試験=差動式分布型感知器(熱電対式)
    ★回路合成抵抗試験しようする

    サトシ
    サトシ
    空気管式の方がよくでますがたまにでます

    空気管試験器

    ★動作試験=差動式分布型感知器(空気管式)

    ★注射器(テストポンプ)
    ★U字の管(マノメーター)

    • 【作動試験】
    • 【作動継続試験】
    • 【流通試験】
    • 【接点水高試験】テストポンプ+マノメータ
    • 【リーク試験】テストポンプ+マノメータ
    サトシ
    サトシ
    空気管式の問題はよくでるので、部品の名称と形と試験名また、製図では空気管式の問題を覚えるとよいです

    コックスタンド接続部分

    参考元:日本火災報知機工業会

    • 【空気接続孔(P1)】上
    • 【空気接続孔(P2)】中
    • 【試験孔(T)】下
    サトシ
    サトシ
    どの試験でなにを差し込むか覚えること、白黒の図で試験内容を当てる問題がでます

    作動試験

    ★空気接続孔「上」(空気管)
    ★空気接続孔「中」(空気管)
    ★試験孔「下」(テストポンプ)

    ①空気管とテストポンプを接続
    ②コックハンドルを作動試験の位置にする
    ③テストポンプから空気を送る

    接点が閉じるまでの時間を計測する

    作動継続試験

    ★空気接続孔「上」(空気管)
    ★空気接続孔「中」(空気管)
    ★試験孔「下」(テストポンプ)

    作動試験後、そのまま作動継続試験を行う

    接点が閉じた状態から、接点が開くまでの時間を計測する

    流通試験

    ★空気接続孔「上」(なし)
    ★空気接続孔「中」(空気管>マノメータ)
    ★試験孔「下」(テストポンプ)

    流通試験は空気管漏れ詰まりの有無

    時間が長い(上)=詰まり
    真ん中=正常
    空気管長い(下)=漏れ

    接点水高試験

    ★空気接続孔「上」(マノメータ+テストポンプ)
    ★空気接続孔「中」(なし)
    ★試験孔「下」(なし)

    接点が閉じた時の水高を測定する

    リーク試験

    ★空気接続孔「上」(なし)
    ★空気接続孔「中」(マノメータ+テストポンプ)
    ★試験孔「下」(なし)

    水高を下降時間を測定する

    受信機の名称と特徴

    P型1級受信機

    参考元:ホーチキ

    ★特徴=地区表示灯6以上
    ★回線数の制限=P1級多回線は無制限 P型2級5回線以下
    ★スイッチ注意灯点灯の原因=地区音響装置か音響停止スイッチが定位置にない

    サトシ
    サトシ
    火災信号を受信した際に点灯箇所と鳴動箇所また、復旧方法の問題がでます

    火災信号を受信した際の動作手順

    非蓄積型=5秒以内に、蓄積型=一定時間経過後(5~60秒)

    • 【点灯】火災灯、地区表示灯、
    • 【鳴動】主音響装置、地区音響装置
    サトシ
    サトシ
    火災が発生すると、点灯と鳴動します。

    発信機を押しボタンで誤発砲した時の対処法

    ★受信機=主音響停止、地区音響装置停止
    ★発信機=ボタンを元の状態に手動で戻し、受信機の火災復旧スイッチを入れる

    サトシ
    サトシ
    受信機の音を止めて、発信機の押しボタンを手動で復旧します。

    P型1級の動作試験の手順

    ★火災表示試験=火災試験スイッチ>回線選択スイッチ>火災復旧スイッチ
    ★回路導通試験=導通試験スイッチ>火災復旧スイッチ
    ★同時作動試験=火災試験スイッチ>回路選択スイッチ
    ★消火栓と連動する場合=消火栓連動スイッチ>各試験のスイッチ動作

    サトシ
    サトシ
    試験の名称を当てる問題がたまにでます

    P型2級受信機

    参考元:ホーチキ

    ★特徴=地区表示灯5以下

    サトシ
    サトシ
    受信機の名称を当てる問題がでます

    GR型受信機(G=ガスR=デジタル)

    参考元:ホーチキ

    ★特徴=ガス漏れ灯がある

    サトシ
    サトシ
    ガス系はあまり問題がでないので形と特徴だけ覚える

    P型発信機

    参考元:モノタロウ

    参考元:モノタロウ

    【P型1級の特徴】

    • 【確認灯】火災信号が受信機で受信されたかどうか
    • 【電話ジャック】受信器との間で電話連絡可能(受信機が本体にないので電話ができない)
    サトシ
    サトシ
    1級と2級の見分け方の問題がでます

    火災通報装置

    参考元:楽天市場

    ★特徴=119と受話器
    ★用途=手動起動装置で電話回線を利用し、消防の通報と電話ができます

    サトシ
    サトシ
    たまにでる問題で、通話と通報ができる装置

    予備電源

    参考元:楽天市場

    ★監視状態を「60分」以上
    ★回線の火災表示と全ての地区音響の鳴動する電力「10分」以上
    ★NSマークがついている

    サトシ
    サトシ
    筆記の方でよくでます。監視時間と鳴動時間が問われます。

    NSマーク

    参考元:日本消防検定協会

    ★品質評価の合格表示

    サトシ
    サトシ
    NSマークの問題はあまりでないと思いますが存在だけ覚えおくこと

    騒音計

    参考元:モノタロウ

    ★用途=音響装置の音圧を測定する

    • 【A特性】点検時のレンジ
    • 【1M離れた85dB以上】主音響装置
    • 【1M離れた90dB以上】地区音響装置
    • 【1M離れた92dB以上】地区音響装置(女性の音声)
    • 【1M離れた70dB以上】ガス漏れ警報器、P型級、漏電火災警報器、
    サトシ
    サトシ
    点検のレンジ「A特性」と音圧の問題がでます

    検電器

    参考元:モノタロウ

    ★器具の用途=電圧の有無を検知、充電の有無を調べる

    ★特徴=鉛筆の形、放電管、検知部、ばね

    絶縁抵抗計(メガー)

    参考元:モノタロウ

    ★器具の用途=絶縁抵抗を測定する
    ★特徴=「MΩ」表示、ワニ口クリップ

    絶縁抵抗試験

    電源回路と大地との間を測定したとき「0.1MΩ」以上でなければならない
    絶縁抵抗計は直流「250V」のものを使用する

    サトシ
    サトシ
    用途を問われる問題があります。また「0.1MΩ」と「250V」が問題がでました

    終端器


    ★器具の用途:P型1級受信機に接続する感知器回路の導通試験を行うために、終端へ接続する

    サトシ
    サトシ
    終端器の用途についての問題がよくでます

    配線回路

    ★一筆書きで配線を引く=送り配線
    ★P型及びGP型の回路抵抗=50Ω以下

    • 【一般配線】非常電源(予備電源あり)、中継器(予備電源あり)、表示灯(発信機及び消防設備の連動連動なし)
    • 【耐火配線】非常電源(予備電源なし)、中継器(予備電源なし)
    • 【耐熱配線】地区音響装置、消防用の設備の回路、表示灯(発信機及び消防設備の連動あり)アナログ式など
    サトシ
    サトシ
    配線は「送り配線」にし、「終端器」を末端にとりつけます。断線箇所を特定するための配線方法

    ガス漏れ検知器

    ガス漏れ検知器

    参考元:パナソニック

    ★特徴=赤いランプ(検知器差動)緑色ランプ(通電状態)
    ★空気より軽いガス(都市ガス)の場合、水平方向に8m以内天井0.3m以内
    ★空気より重いガス(LPガス)の場合、水平方向に4m以内床面0.3以内

    加ガス試験器

    参考元:ヤフーショッピング

    ★器具用途:試験ガスを加え、 ガス漏れ表示するまでの時間を測定
    ★試験のガズの濃度=爆発下限界の1/4以上

    サトシ
    サトシ
    ガスの問題は少ないですが点検器具なので、加ガス試験器用途問題だけでます

    電気工事等の工具の名称と用途

    電気工事用具はまれにでるぐらいです

    パイプベンダー

    参考元:楽天市場

    ★器具の用途=金属管を曲げる
    ★特徴ひっかける部分がある

    パイプカッター

    参考元:モノタロウ

    ★器具の用途=金属管を切断する

    パイプバイス

    参考元:モノタロウ

    ★器具の用途=金属管を切断する、金属管のねじを切る、金属管を固定する

    消防設備士甲乙4目次

    消防設備士甲乙共通法令目次

    【消防関係法令共通一覧】
    ├消防対象物と防火対象物の定義用語:消防対象物と防火対象物
    ├防火対象物の区分と適用:防火対象物の区分と適用
    ├防火管理者:防火管理者
    ├消防用設備等:消防用設備等
    ├遡及適用や現行の基準:遡及適用や現行の基準
    ├防火対象物の届け出:防火対象物の届け出
    ├定期点検及び報告:定期点検及び報告
    ├検定制度:検定制度
    ├消防設備士の免状:消防設備士の免状

    消防関設備士甲乙4類筆記試験

    【消防設備士法令4類】
    ├自動火災報知設備の警戒区域と設置基準:自動火災報知設備の警戒区域と設置基準
    ├感知器の種類と設置場所:感知器の種類と設置基準
    ├ガス漏れ警報設備:ガス漏れ警報設備と火災通報装置
    ├発信機と受信機:発信機と受信機
    ├地区音響装置:地区音響装置
    【消防設備士構造機能4類】
    ├感知器の種別:感知器の種別と構造
    ├感知器の設置基準と感知範囲:感知器の設置基準と感知範囲
    ├発信機の構造:発信機の構造
    ├受信機の構造と機能:受信機の構造と機能
    ├電源設備とガズ漏れ検知器:電源設備とガズ漏れ検知器
    【消防設備士電気に関する基礎知識】
    ├電気の計算暗記まとめ:電気の計算と知識

    消防設備士甲乙4類実技試験

    【消防設備士甲乙4類鑑別】
    ├感知器の名称と動作原理:感知器の名称と動作原理
    ├試験器の名称と対象の感知器:試験器の名称と対象の感知器
    【消防設備士甲乙4類製図】
    ├設備図に使用する基礎知識:設備図に使用する基礎知識
    ├系統図に使用する基礎知識:系統図に使用する基礎知識

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